カナダのウィスラーに専門学校を設立して17年が経ちました。
そもそも、海外で学校を始めようと思ったのには、私の経験が大きく起因しています。
私は大手企業の社会人としての一歩を踏み出しました。
当時、就職という選択肢の中でもっとも重要視したのは企業の知名度でした。
仕事の「やりがい」よりも知名度を優先させ大企業に就職したことで、理想と現実のギャップにさいなまれ、精神的なダメージにより入院することになり、その後、企業を退職し、思い切って海外放浪をします。
その放浪中、本当に様々なことがありました。
「カルチャーショック」という言葉がありますが、実体験として知りました。
世界中には貧しい人が大勢いるなど言葉では言われていても、実際に目のあたりにするまでは本当の意味は分からないものです。
そして、カナダという国で知った海外の人達の優しさ、勇気。
これらは全て「自分で体験、経験」したからこそ感じることができたのだと思っています。
学歴やブランド力も必要なことではありますが、まずは人間として必要な判断力を正しく身に付けることが先決であると私は考えています。そしてその判断力は、世界を自分の目で見て、肌で感じるからこそ判断できるようになるものと考えています。
この思いから、私はカナダのウィスラーにスポーツを中心とした専門学校を設立しました。
現在、日本には不安や迷いが先に立ち、一歩を踏み出せない若者も少なくないと聞きます。
「海外で学びたい。」そういった希望を胸の中にしまっている若者が少なくないと聞きます。
教職員の皆様が夢を持ち続ける生徒の背中をそっと押してあげることで、世界への扉は開けると思っています。
中島史朗(カナディアン・スポーツ・ビジネス・アカデミー校長)
海外生活の経験を日本の方々へお伝えていくことも重要な責務であると考え、不定期ではありますが講演会も実施しています。
主な講演テーマ
「海外で生活するために」
日本から海外へ飛び出したから見えてくる内容をわかりやすく講演します。
本音と建前がない社会でとまどったエピソードなど、海外に興味がわくような内容です。子供に優しく、動物達と共存しているカナダ社会の今をお話します。
「未来の日本を担う若者、中学生・高校生の皆様へ」
海外での放浪経験、徒労経験(ニュージーランド、インド、ヒマラヤなど)を軸に、お金では買えない時間の大切さ、自分の可能性を引き出すためには環境が大切であり、自ら飛び込んでいくことの重要性をわかりやすく講演します。
「日本と海外の違い」
カナダでの20年以上の在住経験をもとに、国土、人口、資源、ライフスタイルの違いをわかりやすく講演します。カナダだけではなく、日本以外の国に飛び立つことで見えてくる様々なことを、エピソード交えながら講演します。
実績(一部掲載)
東京都立 福生高等学校 ・ 宮城県 大崎中央高等学校 ・ 宮城県 農業高等学校 等、大変ご好評頂いております。
他にも様々なテーマで講演会を行っております。
講演会のご依頼はこちらまでお願い致します。
日時など、詳細につきましては東京オフィスよりあらためてご連絡させて頂きます。